2020年4月28日追記:
Pixel Budsが米国で発売されたため2019年に話題になったワイヤレスイヤホン比較を更新しました。
Pixel Budsの充電とバッテリーはAirPods Proと大差ないですが、イヤホンのサイズ、重さはAir Pods Proより小さくて軽くなっているため装着感は期待できます。ただし、充電ケースのサイズと重さはAirPods Proより大きくて重いので充電ケースごと持ち運ぶ体験はAirPods Proの方が良いかもしれません。
アクティブノイズキャンセルがありませんが、代わりに環境によって音量が変わるアダプティブサウンドを搭載。うるさい場所でも音楽が聞けると思います。※スマホスクリーンの明るさを自動で変える機能の音版だと思ってください。
アクティブノイズキャンセルは独特な圧迫がどうしてもかかるため、それが苦手な人はアダプティブサウンドという形で解決するかもしれません。外の音量が大きい時は音量が上がっても音漏れの心配はなさそうですし良さげです。
他のイヤホンと比べ、タッチコントロールが充実しているのも魅力です。
個人的に気に入っているのはタッチしている間だけアシスタントに話しかけることができるタッチ&ホールドです。
当初の発表通り12 mmのスピーカーを搭載しているので低音の迫力はあるかもしれません。
その他、Pixel Budsのキラー機能としてはGoogleアシスタントへの話しかけ起動、翻訳、Find My Device(落としたイヤホンを探すことができる)などがあります。
FreeBuds 3はオープンフィット型かつAir Pods Proよりも約1g軽い(左右それぞれ)ということで長時間装着しても耳に負担が掛からなそうです。
また、オープンフィト型では世界初のアクティブノイズキャンセリング対応ということでカナル式と相性が悪い方にとっては救世主となりそうです。
2019年11月29日追記:
FreeBuds 3の発売日にアキヨドで試してきましたが、つけ心地は快適でした。付けたまま跳ねても外れたりすることはありませんでした。
FreeBuds 3のノイキャンですが、あまり期待しないほうが良いです。AI Lifeアプリでレベルを変えながら調整してみましたが、電気屋のノイズに関しては環境音低減効果はあまり感じられませんでした。ほんと小さいノイズを消すぐらいでしょうか。
イヤホンの付け方や環境によって低減効果は変わるところなので参考程度です。※ノイキャン特有の圧迫がなかったのはとても良かったです。
FreeBuds 3で魅力的なのはマイクの方で、骨伝導ノイズキャンセリング、風ノイズ低減に驚くと思います。この骨伝導マイクは”来年”発売予定の新型Pixel Budsにも搭載される機能です。スマホでは1年以上先に進んだカメラ機能を搭載してきたHuaweiですが、イヤホンも素晴らしいですね。未来人でもいるのでしょうか。。。
また、発売日当日のアキヨドですと黒の在庫がありませんでした。AirPods Proにはない黒色があるのも立派なアピールポイントとなりそうです。
懸念点はバッテリー消費でしょうか。公式のスペックを見るとノイズキャンセルがONの場合の稼働時間が書いてありません。また、音声アシスタントの起動がHiVoiceなのかユーザーがデフォルト指定しているアシスタントなのか不明なので注意が必要です。
筆者はカナル式が苦手なのでFree Buds一択です。入手後に不明点を更新していければと思っています。
FreeBuds 3のアピールポイントはサイズ、重さ、防水※Amazon記載の仕様、低音強化の14mmスピーカー、骨伝導マイク、オープンフィット型、価格です。
Air Pods Proのアピールポイントはサイズ、重さ、防水、通気システム、外部音取り込み、低遅延、Siriの話しかけ起動がアピールポイントです。
WF-1000XM3のアピールポイントは価格、カラーバリエーション、電池持続時間、音質、イコライザーがアピールポイントです。
Air Pods Pro | WF-1000XM3 | HUAWEI FreeBuds 3 | PixelBuds | |
価格 | ¥27,800 (税別) | 25,490 @Amazon | \ 18,796 @Amazon | 179ドル(約1万9400円) |
型式 | カナル式 | カナル式 | オープンフィット型 | カナル式 |
カラー | 白 | 白、黒 | 白、黒 | 白、黒、オレンジ、ミント |
サイズ | AirPods Pro(左右各) 高さ:30.9 mm 幅:21.8 mm 厚さ:24.0 mm Wireless Charging Case 高さ:45.2 mm 幅:60.6 mm 厚さ:21.7 mm | 未記載 | イヤホン単体 41.5 × 20.4 × 17.8 mm 充電ケース ⌀60.9 × 21.8 mm | イヤホン単体 高さ : 19.5mm 幅 : 20.5mm 厚み : 18.2mm 充電ケース 高さ : 63.0mm 幅 : 47.0mm 厚み : 25.0mm |
重さ | 左右各 5.4 g Wireless Charging Case 45.6 g | 左右各 約8.5 g | イヤホン単体 約4.5 g 充電ケース 約48 g | イヤホン単体 4.5g(イヤーチップとスタビライザーarcは含めない) 充電ケース 56.1g 充電ケース&イヤホン 67.3g |
スピーカー | 6mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用) | 14 mmダイナミックユニット | カスタムデザインの12 mm ダイナミック スピーカー | |
防水 | 耐汗耐水性能(IPX4) | なし | IP54 ※Amazonのスペック詳細に記載されていました。 | 生活防水 IPX4 |
充電ケース | Qi規格の充電器とLightningコネクタに対応 | USB Type-C 充電 | 有線:USB Type-C(5V1.2A 6W) ワイヤレス充電:Qi規格に対応(2 W)* *ファーウェイテストラボにて測定した結果による。 | USB-Cの充電ポート Qi規格 |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大4.5時間(ANC TM ON)/ 最大5時間 (ANC TM OFF) | 最大6時間(NC ON)/最大8時間(NC OFF) | 1回のフル充電で約4時間再生可能 | 最大5時間 |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大3.5時間 | 最大4時間(NC ON)/最大4.5時間(NC OFF) | 約2.5時間 ※Amazonのスペック詳細に記載されていました。 | 最大2.5時間 |
電池持続時間(待受時間) | 最大9時間(NC ON)/最大15時間(NC OFF) | |||
充電時間 | 5分間の充電で約1時間の再生、約1時間の連続通話時間 | 10分で約90分の音楽再生 | 充電ケース(有線)で約1時間 イヤホン(充電ケースに入れた状態)で約1時間 | 10分で最大2時間の音楽再生、最大1時間の連続通話 |
イヤホンケース充電込み | 24時間以上の再生時間 18時間以上の連続通話時間 | 24時間以上の再生時間 体6時間×3回充電 | 付属の充電ケース使用で約20時間再生可能( NC OFF時) 通話約12時間※Amazonの商品ページに記載されていました。 | 24時間 |
通信 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 Power Class 1 | Bluetooth 5.1 BLE | Bluetooth5.0 |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング | 高音質ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング* *イヤホンのマイクが収集した周囲のノイズに対して逆位相の音波を生成することによりノイズを低減します。 | なし |
外部音取り込み | あり | あり | オープン型イヤホンなのであり | なし |
通気システム | あり | 不明 | 不明 | 不明 |
アンプ | 専用のハイダイナミックレンジアンプ | プロセッサ内蔵のDACとアンプにより完全ワイヤレスでも高音質を楽しめる | 響き渡る重低音 複雑なベースチューブが各イヤーピースに巧みに組み込まれ、より大きく、より力強く、よりタイトに、よりパンチがある音にします。それはまるでスタジオで音楽を楽しんでいるかのような感覚です。 | |
マイク | デュアルビームフォーミングマイクロフォン 内向きのマイクロフォン | 全指向性 | 骨伝導センサー、 風ノイズ低減ダクト設計 | ビームフォーミングマイク 加速度、ジャイロセンサーによる顎の動き検知 |
センサー | デュアル光学センサー 動きを感知する加速度センサー 音声を感知する加速度センサー 感圧センサー | タッチセンサー その他不明 | 骨伝導センサー、その他不明 | タッチセンサー デュアルIR近接センサー 加速度センサー ジャイロセンサー |
チップ | H1ベースのSiP(System in Package) | 不明 | HUAWEI Kirin A1 | |
コントロール | 感圧センサーを1回押して再生、一時停止、電話に応答 2回押して次の曲 3回押して前の曲 長押しでANC / TM 「Hey Siri」と話しかけ | タッチセンサーでの本体操作が可能 | ダブルタップコントロール 左右それぞれダブルタップで以下の機能を割り当て可能 Play/next Play/Pause Wake HiVoice Enable/Disable noise Cancelling | タップ ・再生/停止 ・電話に出る ダブルタップ ・次の楽曲へ ・通話の終了/電話に出ない/Googleアシスタントの停止 トリプルタップ 前の楽曲へ 前にスワイプ ・音量を上げる 後ろにスワイプ ・音量を下げる 長押し ・通知の内容を聞く(チャイム音の後) ・アシスタントに話しかける(押してる間) |
アシスタント | Siri | Googleアシスタント | 不明 海外版はHiVoice | Googleアシスタント |
装着検出 | あり | あり | あり ※EMUI10以上が搭載されたスマートフォンのみ | あり |
イコライザー | あり | |||
音量自動調整 | Adaptive Sound機能 | |||
リアルタイム翻訳 | あり |