先日 GoogleとAmazonから新しいスマートスピーカーが発表され、Amazonからはすでに発売されています。
筆者はスマートスピーカーを日常的に使っているため新型の性能がとても気になってます。特にGoogle Homeの後継となるGoogle Nest Miniに興味があります。
Google Homeは騒音があるときに聞き取ってくれなかったので、Nest Miniでどれぐらいマイクが改善されたのかとても気になります。
比較表
Google Nest Mini | Google Home Mini | Echo Dot 第三世代 | Echo Dot 第二世代 | |
価格 |
¥6,050
|
¥6,480 | ¥ 5,980 | ¥4,980 |
サイズ | 直径: 98 mm 高さ: 42 mm 電源ケーブル: 1.5 m |
直径: 98 mm 高さ: 42 mm 電源ケーブル: 1.5 m |
直径: 99 mm 高さ: 43 mm |
直径: 84 mm 高さ: 32 mm |
重量 | 181 g | 173 g | 300 g | 163 g |
カラーと素材 | Chalk Charcoal Coral Sky |
Chalk Charcoal Coral Aqua |
サンドストーン チャコール プラム ヘザーグレー |
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WiFi | 802.11b/g/n/ac (2.4 GHz/5 GHz) Wi-FiBluetooth® 5.0 | 802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz)Wi-Fi Bluetooth® 4.1 |
802.11 a/b/g/n (2.4 and 5 GHz)
Bluetooth A2DPプロファイルサポート |
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Cast | Chromecast built-in | Chromecast built-in | ||
電源 | 15 W 電源アダプター | 5 V、1.8 A(9 W) | 電源アダプタ(15W) | 電源アダプタ(9W |
ポート | DC 電源ジャック | マイクロ USB ポート | 3.5 mm ステレオ ジャック
電源ポート |
3.5 mm ステレオ ジャック
マイクロUSB電源ポート |
スピーカー | 40 mm ドライバ搭載で 360 度サウンド | 40 mm ドライバー採用 360 サウンド | 1.6インチ(40.64mm) | 0.6インチ(15.24) |
マイク | 高感度マイク x 3 | マイク配列 2つ | マイク配列 4つ | マイク配列 7つ |
センサー | 静電容量方式タッチセンサー | 静電容量方式タッチセンサー | 物理ボタン(マイクオフ、音量上げ、音量下げ、アクション) | |
プロセッサ | クアッドコア 64-bit ARM CPU 1.4 GHz | ARMADA 1500 Mini Plus with a Dual-Core ARM Cortex A7 | ||
対応OS | Android、iOS | iOS, Android, Fire OS | ||
アシスタント | Google Assistant | Alexa |
Google Nest Miniの仕様評価
比較表の中でとても好感だったのはGoogle Nest Miniで去年のモデル(Google Home)とサイズが変わりません。つまりサードパーティーから出ているアクセサリをそのまま利用できる可能性があるのです。
また、Google Nest Miniはマイクの数が一つ増えています。これは性能の向上が期待できますね。WiFiは去年のモデルからacにも対応していて引き続き高速通信が期待できます。Bluetoothのバージョンがしれっと上がってるのもすばらしい。
Amazon Echo Dot 第三世代
Echo Dot 第三世代はマイクの数が減ってますが、第二世代よりも性能は上がってます。実は Echo Dot 第三世代をMusic Unlimited 新規入会を条件に1,000円で購入することができたため最近検証しました。
Echo DotのWiFi設定は相変わらず面倒で、パスワードの手動入力が必要です。スマホによっては何回やってもパスワードの送信に失敗します。
本来はパスワードは手動ではなくスマホに保存されてるパスワードを自動的に送ってほしいところですがプラットフォーマーがそうできないようにしているように感じます。
スピーカーは明らかに良くなっています。第二世代では表現できなかった中音域も大きく再生されるようになったので音楽に深みが出たと感じます。
マイクは数こそ減ってますが明らかに良くなってます。ウェイクトリガーの反応は気持ち良いぐらい高速でした。
ただ話しかけの終了までの時間と意図解釈の時間がとても長く残念でした。ウェイクトリガーとのギャップでより長く感じます。今後の改善に期待ですかね。
Google アシスタントと違い、日本語の連続受付に対応しているためより会話に近い体験ができます。また、レスポンスにエンタメ要素があり、子どもを考慮しているように感じました。
現時点のまとめ
Echo Dot第三世代は素人でもわかるぐらいスピーカーとマイクが進化していますが、意図解釈結果の応答までに時間がかかるため実用性ではGoogle Homeのほうが良いと思います。
ただし、応答のエンタメ性はGoogleアシスタントよりAlexaのほうが良いです。歌を歌ってくれたりひょっこりはんのメロディーを再生してくれたりします。動物の鳴き声を聞いた時に動物の鳴き声をかわいくデフォルメして再生するなど子どもが怖がらないよう考慮してくれています。
すでに実用性ではGoogle HomeというかGoogleアシスタントのほうが上なので、Google Nest Miniの発売(11月22日予定)が楽しみです。
参考リンク