2019年に入り、スピーカー内蔵メガネというカテゴリが注目されています。
AmazonからはEcho Frames、BoseからはBose Frames Altoという製品が発表されました。仕組み上イヤホンより低音は出せなそうですが、イヤホンと違って人前で気を使う必要がないので便利そうです。※筆者は不快に思われたくないのでコンビニなどではイヤホンを外します。
Echo FramesはAlexaとの連携を重視しており、マイクの精度が期待できます。
画像の出典元
Bose Frames Altoは公式でオーディオサングラスと呼ばれ、オーディオメーカーの技術が詰まった製品なのでスピーカーの品質が期待できます。
画像の出典元比較表
Echo Frames | Bose Frames Alto | |
耐水性 | IPX4(汗や多少の水しぶきならOK) | IPX2 |
素材 | TR-90、カーボンファイバー、チタン | プラスティック |
バッテリー駆動時間 | 連続再生(音量60%)で3時間、待機時は最大14時間 | 連続最大3.5時間、待機時は最大12時間 |
対応アシスタント | Alexa、Google アシスタント | Siri、Google アシスタント |
アシスタントの起動方法 | 話しかけ(Alexaの場合) | 右下のボタン長押し |
重さ | 31g | 45g(1.58オンス) |
独自機能 |
Amaozon Sidewalkは、BluetoothとWiFiの通信距離が短い問題と5Gの処理コストが大きい問題の両方を解決した独自通信規格 |
Bose ARは、モバイルデバイスのGPSや9軸ヘッドモーションセンサーから取得した情報でユーザーの位置や向きを検知して音声情報を提供する。 |
Bose Frames ARはすでに発売しているので近くの電気屋で試すことができます。筆者がアキヨドで体験した感想としては、
見た目:メガネより少し大きいがサングラスとしてなら気にならないレベル
音質:部屋で聞いてるかのような立体感と開放感でアキヨドで試したガジェットの中では一番感動しました。(2019年10月末日時点)
音漏れ:電気屋で試したのであまり参考にならないかもしれませんが、友人が聞いているときに友人の肩ぐらいまで耳を使づけてみましたが聞こえませんでした。静かな空間かつ音量が大きい場合はシャカシャカ聞こえそうですが、外で音量を中ぐらいにすれば聞こえないと思います。
Echo Framesは残念ながら試すことができません。米国在住かつ招待された人のみが購入できるそうです。
写真と比較を見るとEcho Framesはメガネとほぼ変わらないサイズ感で普段使いでも気にならなそうです。正直気になります。
筆者はスピーカー内蔵メガネの「耳の開放感」「人前で気を使わない」「ささやきレベルでアシスタントを呼べる」この3つに魅力を感じています。
今後の展開が楽しみな新しいカテゴリです。